2012/08/20 セミはなぜ羽化に失敗するのか?

このサイトが本格的に始動したのが7月15日で、一ヶ月と数日が経ちました。 最初は宣伝活動を少々やっていたのですが最近ではしなくとも検索などで来てくれる方も増えてきているようです。 定期的に来てくれている方もいるようで嬉しい限りです。ありがとうございます。

本日はどんな検索ワードでこのサイトに訪問する方がが多いのかを紹介して、ニーズに答えてみようかなと思います。 最も多いのは羽化における失敗の原因関係の検索ワードです。 これが圧倒的に多いです。 セミの羽化の失敗を目撃している人が多いのでしょうか? セミの羽化の失敗については7月28日の日記で一度書いているのですが、あの時はクマゼミが羽化に失敗して死んでしまい悲しかった話といった感じだったので今一度このネタを取り上げてみたいと思います。

羽化の失敗の原因としては現場をたくさん見ているわけではないのでここに挙げる以外にもたくさんあるとは思いますが、まずは羽化の最中につかまっていた場所から落っこちるというのがあると思います。 8月6日の日記にて私がセミの抜け殻集めをしている最中に抜け殻だと思ってとったものが実は羽化を今まさにしようとしていた幼虫だった、というのを書きました。このように人間によって落っことされたり、その他強風などによって羽化中にポロリしてしまうというのはあるようです。葉っぱにつかまって羽化している場合などは葉っぱごと落ちるという可能性もありそうですね。 他には脚等に怪我があるというのもあるようです。怪我の原因は様々でしょうが脚を怪我すると羽化の失敗確率が上がるようです。 あとは弱っていたとかそういったことも原因になるかと思います。家で観察したくて持って帰る最中に触り過ぎただとか、羽化の最中につついてみただとか、他にもいくらでも思いつきそうですね。 前に生きている幼虫にアリがすごい群がってたことがあったので、アリなどの虫の餌になってしまうという場合もありえそうですね。 その幼虫はアリを追っ払って連れて帰って無事立派なアブラゼミになりました。 この時は羽化前にアリにたかられていたわけですが、羽化の最中にたかられたらもうそのまま餌になるしかないのでしょうね…。

あくまで一例ですが、羽化失敗の原因をあげてみました。 8月も後半になり、セミも段々と減っていきそうです。羽化を失敗したセミより息絶えているセミがそこらへんにゴロゴロしていますね。

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